ぶんちょうの小部屋

徒然なるままに。

新しい名字〜わたしはどこへ消えたのか

先日病院へ行った時、先生に「新しい名字には慣れましたか?」と聞かれて「ええまぁ」とヘラヘラしていたのですが、最近は屋号で呼ばれることが圧倒的に多いので戸惑う場面はまあまあ少ないと思います。たまに忘れてたりしますけど。
元々本名で活動していたので元本名はペンネームとして生き続けますし。

ただ面白いなぁと思うのは、わたし個人は存在していますがナカムラモトコという人間はある日を境にして公的には存在しなくなったことです。

もちろん戸籍謄本を見れば同一人物であることが証明されます。
でもオギャアと生まれてからずっとナカムラモトコだったのが(ツッコミは各自心の中でお願いします)、書類をチャチャっと書いただけで今は別の人みたいなもんですからね。不思議。
こんなにあっさりしてて良いんですかね。

もし別姓が選択できるなら当然慣れた名字がいいですけど「小鳥遊」とかならむしろ変えたいですって感じですし、名前とアイデンティティってあんまり関係ないんだなぁと思いつつあります。

まぁアイデンティティって青年期のアレコレらしいんで初老にはもう関係ないですけど。

年齢的にはアイデンティティより今の名字の先祖代々の墓に入るのかとかの方が重要かもしれません。ヨボヨボ。