ぶんちょうの小部屋

徒然なるままに。

めめちゅん旅立ちました

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めめちゅんに対してひとつだけ言葉をかけるなら「ありがとう」です。

今日の早朝にめめちゅんが10歳半で天寿を全うしました。もう長くはないことは感じていてそれなりに心の準備はしていたけれど、やはり悲しいものは悲しいですね。自分の一部を失くしてしまったかのようです。

めめちゅんはお迎えしたヒナの時にAGYがあり、病院の先生に「放っておくと死ぬ」と言われました。それが10歳まで生きたのだからたいしたものです。とても生命力の強い文鳥だったのでしょう。

AGYの治療の時は夜中にも起きてめめちゅんの様子を見てました。この時の自分はめめちゅんの看病をすることでのみ存在価値を見出すことができたと思います。
まぁなんというかそういう状況だったのです。

もしめめちゅんと、トトさんミミさんがいなかったらわたしはこの世にいなかったかもなぁなんて思ったりします。
今もわたしとこの世界を結んでくれているのは文鳥です。
そんなことを言うと周りの人を蔑ろにしているように見えるかもしれませんが、まぁそもそも人間は少し苦手なので…(分からないからこそ興味の対象だったりもします)

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もう5年以上投薬を続けていて、今では診察券の番号と名前を言っただけでめめちゅんの薬と分かるようになりました。でももう来月から電話をかけることもありません。

めめちゅんはなぜか餌替えの時にものすごく威嚇して指を攻撃する習慣がありました。
手に乗るのは好きだったけどそれだけは許せないようで、自分は毎日怒られていました。そのおかげで「文鳥威嚇貯金」(文鳥に威嚇されたら貯金箱に10円入れる)がとても捗りました。

昨日のめめちゅんはもう威嚇をする気力もなくチラとこちらを見ただけでした。

うちにはめめちゅんとミミオさんたちの血を引いた若い文鳥たちが居ます。これは本当に幸せなことだと思います。

めめちゅんを可愛がってくださった皆様ありがとうございました。
めめちゅんのためにほんの少し祈っていただければ幸いです。

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